「大阪 お客様訪問の旅」から続きです。
お客様訪問のあと、大阪モーターショーへ行ってきました。
モーターショーについては各メディアの報道をご覧になった方も多いと思いますので
ぼくが印象に残った物を簡単に紹介します。
会場に着いてビックリしたのが、混雑具合!
チケット売場の窓口は「今日中に入場出来るのか!?」と思うくらい長蛇の列。
ぼくはお客様からチケットを頂いていたのでその点では助かりましたが、
会場内は肝心の車に近づけないほど混み混み。
ではトヨタ・レクサス。
メインステージはなんだか寂しげ。
綺麗なお姉さんがエレクトリックバイオリンの演奏を行ってました。
後ろでは乗り物がくるくる走り回っていました。
プリウスなどの次世代自動車ではリードしているトヨタですが、
メッセージ性は乏しいステージでしたね。
これは市販を予定されている「FT-86 Concept」
ぼくたちの世代では、スターレットやAE-86などのFRスポーツが
印象に残っています。
今の若い世代にもFRの楽しさを感じてもらおう、という思いで
スバルと共同で開発されました。
コンパクトな中にもアグレッシブなデザインで、率直にカッコイイと
感じるスタイルになっています。
これはなかなか良いのではないでしょうか。
これはレクサスのド級スポーツカー、LFAです。
なんとフェラーリもそこのけ!の3700万円!!
コンセプトカーの「LF-A」は2005年のデトロイトモーターショーで
披露されましたが、なかなか市販されず
ぼくもね「ほんとに出すの?」と半信半疑になりかけてました。
ビデオで聞いたエンジン音はけっこうシビれます。
次のブース。
これどこだと思いますか?
ちらっとロゴが見えましたが、ホンダです。
電動スーパーカブのコンセプトモデルです。
東京モーターショーではEv-Cubというのを出してたみたいなんですが、
すぐにも市販できるような完成度になっていました。
次はホンダ・アクティ軽トラック。
人がごった返していて、「引き」の画像を収めることができなかったんですが。
おじさんがチェックしています。
さらに室内も。
おじさん、見る見る。
おじさんのチェックは続きます。
トラックだけの画像を収めたくてずっと待っていたんですが
とにかくずっとおじさんはチェックしています。
ホンダのブースはメッセージ性の強い展示内容で、環境とかエコロジーとか
本気で考えて、しかも乗り物としての楽しさ、ということ忘れないように
しているということがよく伝わってきました。
今年はメインである東京モーターショーを見ることができなかったので
確かなことは言えませんが、人々で混み合う今回の会場を見て
デフレで景気が厳しくなってきている世の中だけど、まだまだ希望が
あるかもしれない、と思いました。
一つにはスポーツカーの周りにはそばに寄れないほどの人だかりが出来るということ。
環境やエコを重視する結果、優等生の車ばかりの会場ですが
やはりスポーツカーはみんなの憧れなんだ、と。
それから、とにかく大混雑してたということ。
ぼくは会場であるインテックス大阪に到着する前は「ガラガラだったら」
ということを考えてました。
でも「車」という乗り物が単に乗るだけのものではなく、それがどんなテーマに
なろうとも興味を引く存在なんだ、と。
それほど期待せずに訪れた大阪モーターショーでしたが、ちょっと希望に
胸が膨らんで会場をあとにしたのでした。