ワーゲンバスがやってきてから5ヶ月経ちましたが、暑い時期の外作業が辛いので電装系やオーディオ系も作業がスローペースになっています。
そんな中、ワーゲンバスも車中泊に対応できるよう本業の技術を使ってベッド製作にとりかかりました。
ベッドの構想
ウチのバスはDXグレードで3列シート8人乗り仕様になっています。
基本ひとりでしか乗りませんから、2列目3列目を取り払っても困りませんが、いざという時のために2列目シートは残し、3列目を撤去してベッドにすることにしました。
併せてフロアの床貼り施工も行います。
製作開始~フロア施工
まずは座席と固定用のボルト類、フロアおよびエンジンフードのラバーマットなどを全部外します。
改めてボディコンディションのチェック。大きな腐食はありません。レストアした個体では無いので多少のサビ・汚れはありますが問題ないでしょう。
このまで裸にしたら各部分を採寸して、フロア板とマット板の形状と寸法を決定していきます。
サイズ決定したらCADに起こし、弊社の秘密兵器1500マン円のNCルーターにデータと加工命令をインポートします。
スイスイと合板を成形。
フロア板の成型ができあがったら、これを「型」にしてクッションフロア材をカットしておきます。
できあがったフロア板を敷き詰めて・・・
セカンドシート固定用のボルト位置もぴったり合いました。
板が終わったら、カットを済ませておいたクッションフロア材を貼ります。
この画像ではまだ細かい部分まで施行していない段階ですが、こんな雰囲気になります。