サーフボード シェイピング教室体験記

エイ出版社の「NALU」と「サーフトリップジャーナル」というサーフィン雑誌を毎号読んでいますが、
昨年暮れくらいだったでしょうか、サーフボードのシェイピング教室の告知が載っていました。


→sideriver.com シェイピング教室

子供の頃から物を造ることが大好きなぼくは、無謀にも
「自分で作ったサーフボードに乗ってみたい」
なんてことを昔から漠然と考えていました。

この企画、かねてからの自分の夢を叶えることにピッタリじゃないですかっ!

金額も結構かかる(ショートボードで168,000円)ので多少のためらいがありましたが
そろそろ次のボードもオーダーしたいと考えていたタイミングでもあり、
とにかくこの機会を逃すと次はない、とも思えてきたし
そう思うと矢も盾もたまらなくなりついには「ポチッ」と申し込んじゃいました。

ある日、そんな話をサーフ友達のイトー君に話したら
なんと彼も「おいらもやってみたい!」というではないですか。

し、しかもー! あとから聞いたらなんと彼は自分のボードではなく
奥様のボードを作るそうな! マジっすか?

心して拝聴しよう世のサーフ亭主たち。なんちゅー美しい話!
全米が泣いた!
この話、NALUの後ろ見開き「ワイレア(注)」さんで採り上げてくれません?

(注)
ワイレア(Wailea)とはハワイアンジュエリーをプロデュースしているところで、
サーフィンにまつわる素敵なカップルのショートストーリーをサーフ雑誌NALUに
毎号つづっています。
これがまた素晴らしく、毎度じーんと来るんです(T_T)
ワイレアさんのウエブサイトはこちら http://www.wailea.co.jp/

そんなわけで、5月の「サーフボードの理論」と6月の「シェイピング実技」の2回に分けて
鎌倉市の「OGM Shape Shop」さんに行ってきました。

講師はシェイプ歴32年、ブルーワーやOGMのシェイプを手がけASPのヘッドジャッジも務める小川昌男氏。
まさにサーフィンの神のような人です。すごい経歴の方ですがとっても気さくで優しい方でした。

夢の体験ということで、最初からテンション上がりまくりです。
講義内容は、5月の理論編で約2時間、6月の実技で約5時間の内容です。

この様子は、弊社のウエブサイトに詳しくレポートしました。
→「店長、サーフボードをシェイプする」 カーヴィンホームページ

ボードの製作手順もよく解るように書いていますので、興味がある方はこちらも併せてご覧ください。

ぼくは以前仕事で電動カンナを使った経験があるから分るのですが、
小川先生の使用しているプレーナーがとっても使いやすかったのです。

工具ヲタクでもあるぼくは、1台買っちゃおうかなと思ってネットで調べてみたら
「Skil社」のものであることが判りました。

しかし現在はもう生産していないため、シェイパーさん達でも入手困難になっていて
現在では修理を重ねて大事に使っているそうです。

さて、次はイトー君の番です。
イトー君が愛する奥様のためにシェイプするボードは、7'2"のファンボード系の
アウトラインで行くことにします。

プレーナー(電動カンナ)切削が終わったら、サンディングです。
サーフボードの雰囲気が徐々に出てきます。

だんだん出来上がってくるボードに胸をときめかせる奥様。

シェイピングが終了してボードとご対面。

イトー君お疲れ様でした。
そして小川先生、大変お世話になりました。

このシェイピング教室の企画では、ボードに入れるディケールに一応規定の物が
用意されていますが、画像データを用意すればオリジナルの物を入れることが
出来るそうです。

そこで、ぼくからのプレゼントとして「旦那様→奥様」をモチーフにした
オリジナルロゴを制作させていただきました。

ハイビスカスの花でハートマークを作りました。

僭越にも弊社カーヴィンのロゴが出しゃばっていますが、奥様たっての希望で
入れさせて頂きました。なんだか申し訳ありません(^_^;)

本業ではないですが、ぼくはこういうグラフィックデザインを得意としています。
依頼で店舗やイベントのロゴマークデザインを制作しています。
もしご依頼があればお引き受けいたします。

OGM Shape Shopの小川先生ご協力の下、イトー君のシェイプとぼくのロゴデザインの
コラボボード、どんな仕上がりになりますやら。

約2週間後の出来上がりがとっても楽しみです!

-社長日記

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