ここ最近のブログネタはワーゲンバスが続いていましたが、久しぶりにハイエースのイジリ記事を書きます。
ウチでは初代デモカーとして2004年に購入した200系最初期型(いわゆる1型)のハイエースが2年後にデモカーとしての役目を終え、その後仕事にサーフトリップに大活躍しています。
走行距離はもうすぐ13万キロになろうとしていますが、まだまだ絶好調です。つくづくハイエースってすごいと思います。
2~3年ごとに新しいデモカーを入れ替えしているので、順番に降ろしていって仕事用のハイエースを入れ替えることも出来たんですが、長年乗っているとまさに「相棒」って感情が起きて、手放すことが出来ないものなんです。
それと、経済的な面でも2、3年で手放すか、そうでなければ乗りつぶすかのどちらかです。ここまで来たら相棒が寿命尽きるまで面倒見てやります。
そんなタフな相棒ですが、スーパーGLと言えどそこは貨物車。しかも初期型。快適装備に関しては最近の乗用車や上級ミニバンと比べればずいぶん劣っています。
そこで前からやりたいと思っていた快適装備のインストールを行いました。
アップグレード計画
自分の車のカスタムは1円の収入にもならないので時間はかけていられません。休日にいったん車をバラしたら計画している装備を全部片付けてしまいたいと思います。
今回行うアップグレードは
- ロック・アンロック連動格納ドアミラー
- ドアミラーリモコン操作部の全灯化
- 車速連動ドアロック
- エアコン照明LED化
- シフトゲージLED化
の5項目です。
ロック・アンロック連動格納ドアミラー
まずはいきなり出来上がりの動画をどうぞ。【注意:音が出ます】
これ高級車や上級クラスの車に付いている機能ですよね。
ぼくは住んでいるところが田舎ということもあって、駐車時にドアミラーを閉じる必要性を全く感じませんでした。
田舎はどこに駐めてもだだっぴろい場所ばかりですからね。いったい誰がドアミラーに接触するぅ??という具合に。(もちろんスーパーやショッピングモール等の駐車場ではマナーとして閉じていましたが)
ところがこの機能を知ってから、マナー以前にとても便利なことだと気づきました。
それは、離れていても施錠の確認が取れること。
車から降りて少し歩いたところで「あれ、カギかけたっけ?」って思うこと無いですか?
ぼくは時々あります。ハイエースもリモコンキーになっていたので、離れてても電波の届く範囲なら改めてロック信号を送信しハザードが1回点くことを確認すればOKなんですが、連動ドアミラーになっていればミラーを見るだけで施錠の状態がすぐ確認できます。この思いの外便利な機能はずいぶん前から取り付けたいと思っていました。
連動装置はパーソナルCARパーツさんから調達しました。たぶん一番ポピュラーだと思います。
パーソナルCARパーツ
インストール
格納装置自体はドアミラーリモコンとハーネスの間に配線をかませて、ロック・アンロック信号線とつなぐだけ、というシンプルな理屈ですが、ハイエースの場合、ドアミラースイッチが右側、信号が左側のコネクターからとなっていますので、いつものようにインパネを全部はがす必要があります。(ケーブルがぶらぶらと露出しても良いなら、最低ドアミラースイッチ部とグローブボックスを外すだけでも出来ます)
キットのドアミラースイッチ側コネクターをスイッチとハーネスの間にかませます。
なお、この画像は次回の記事で述べるドアミラースイッチ全灯用のハーネスも一緒に取り付けています。
邪魔になるナビを上にどけて。
いつでも感じますが、ナビのこの配線量、どうにかならんのでしょうか。
あとでエアコン照明のLED化も行うので、ついでにエアコン操作部もバラしておきました。
ドアミラーコネクターから引っ張ってきた3本のケーブルを、グローブボックス裏左側にあるコネクターに接続すれば完了です。
接続する場所はパーソナルCARパーツさんのウェブサイトで公開されていますので、ぼくが説明するよりそちらを参照していただくほうが良いでしょう。
公開資料・パーソナルCARパーツ
ウチでは何度もパーソナルCARパーツさんから部品を取り寄せていますが、品質も安定してるしサポート資料も万全なので初心者のかたでも接続に不安は無いと思いますが、むしろ車両のバラし作業のほうが大変でしょう。
お客様の車両で手抜き工事はしませんし、自分の車両であっても配線処理は丁寧にインストールしますが、冒頭でも述べたようにグローブボックスと運転席右側のドアミラースイッチパネルだけを外し、配線は車内の下側に這わせば可能です。バラすことが面倒な人はそれでも良いと思います。
取り付け完了
改めてこれって便利ですよ~。完成してからは嬉しくて必要もないのに施錠・解錠をくりかえしちゃいました。
次回の記事ではドアミラースイッチ照明全灯化を行います。