ワーゲンバスを買ってしまった

ワタクシ、ハイエースのアイテムを製作する商売をしていますが、仕事柄というのもあるんですがボックス系の車が好きなんですね。
ボックス系の車の原点と言えば、ワーゲンバスにあるのではないかと思います。
こういう感じのやつです。
VW_Type_2_001
みなさん一度は見かけたことがあると思います。ましてやサーフィンやってる人間ならなおさらワーゲンバスへの憧れがあります。

一度は手に入れたいなぁと思いながら中古車情報を検索しておりました。
すると1967年型のアーリーバス(T-1)を発見。

お店は横浜の「ズームカーコレクション」さん。フォルクスワーゲン専門というわけではありませんが、クラシックカー・ヴィンテージカーを扱っているお店のようです。
ウェブサイトを見ると素敵な感じです。
ズームカーコレクション
0002

しかし、ネットの画像を見ているだけではどうにも判断が付きません。
居ても立っても居られず、ある日曜日に飛んでいきました。

これが現物。どこを見てもピカピカです。
0001
1967年式ですので、製造されてから48年が経っていることになります。ボディは全塗装かければピカピカにはなりますが、エンジンや足回りはどうなんでしょうか。
これまで中古車を買った経験は自動車免許を取得して初めての車に4年落ちのコロナを所有しただけです。ましてや数十年前のクラシックカーなんて経験有りません。
恐る恐る店長さんに伺ってみました。

ボク「あのぅ、こういう車って色々気を遣わなきゃだめですよね?」
店長「いや、逆にあんまり気を遣うところはないですね」
と意外な答え。
店長「この時代の車はコンピュータを使ってなく構造が単純なことと、人気がある車なので世の中にはパーツが溢れています」「ダメになったところがあってもネットですぐに届く時代ですから安心です」
ぼくは「へぇー」と聞きながらも不安が無くなったわけではありません。

しかしお話しを伺っているうちに、クラシックカーを仕入れる基準に相当なこだわりがあることが分ってきました。例えば納車は、本州であれば基本的にご自身が運転してお客さんの所へ届けるのだとか。つまりそれが可能なコンディションの車しか売らないというわけです。

当初はネットで「アタリ」を付けていた他の車両も見に行く予定でしたが、結局ぼくはお店に到着して1時間もしないうちに購入を決めてしまいました。手に入れたいと思ってから最初に見たバスを、です。
あまりに無謀かもしれませんが、ぼくも車に関した接客仕事をしていて同じ「商売人」としての嗅覚が「このお店この店長さんなら安心だな」と感じたからでした。
契約に関する書類にサインし、車庫証明取得の書類をもらってお店を後にしました。
さあこれからサーフィンにアウトドアに楽しみが拡がります!

-ワーゲンバス, 社長日記

© 2024 カーヴィン【公式】