スピードメーターの電球をLEDに替えてみた

1967年までのアーリーのタイプ2にはデフォルトではスピードメーターと燃料計の2つのメーターしかありません。
このメーターの照明はそれはそれは暗いものでしたが、それこそクラシックカーだしこんなもんだ、と思っていました。

その後、タコメーター、油圧計、油温計を取り付けたところその照明がとっても明るく、オリジナルのメーター照明との格差が目立っていました。

どれほどかというとこんな感じ。

左上から、燃料系、スピードメーター、
下段が後付けのタコメーター、油温計、油圧計です。
スピードメーターがすっごく暗いでしょ? さすがにこの違いを目の当たりにするとなんとかスピードメーターを明るくしたいと考えました。
安全にもかかわるものだしね。

明るいバルブといえば現代ではLED。しかも省電力。
しかしながらクラシックカーのワーゲンバスでは特殊な形状のバルブのため、普通のカーショップで売ってるというものではありません。
ネット上でずっと探していましたが、いつものFlat4さんやマイボウズさんでも見つかりません。

そんな折、Facebookで参加している「空冷馬鹿」での投稿で「BA7s」という規格名とヤフオクでバルブが売ってるという情報を仕入れました。
さがしてみるとこれがけっこうあったんです。
その中で電球色のLEDバルブというのを見つけて購入してみました。


これが元々の電球。BA7sという規格だそうです。この画像はバルブホルダーに収まった状態です。


ヤフオクでポチッたLEDバルブ。電球色です。

さっそく交換してみる

ビフォー

アフター


カメラの露出をそろえて撮影しました。
実際の見え具合を再現していると思います。
暗かったスピードメーターがはっきり認識できるようになりました。とくに交換前では60kmの数字がほとんど分からなかったんですがこれも見えるように。
ただ色味は電球より白っぽくなっています。

ビフォー

アフター


ほかのメーターとの比較で分かりやすい画像です。
ビフォーの画像は冒頭のものと同じです。
明らかに暗かったスピードメーターが後付けのメーター類と遜色ない程度まで明るくなりました。
やはり色味は異なっていますが、実際の見た感じはそれほど違和感を感じません。

LEDの電球色というものは、LEDが純粋に電球色の光を放っているのではなく、特定の発色をするLEDに顔料を乗せて演色しています。
フィラメントから出る色とは違って、どうしても人工的な感じは免れません。

LEDもどんどん発展しているデバイスなので今後のものにも期待しましょう。
今回は明るさでは満足いく結果になりました。
ナイトドライブが楽しみです。

-ワーゲンバス

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