機械のオーバーホール、続き

さきの「昔の機械、オーバーホール中」の続きです。
https://carvin.jp/issue/?p=2230

漏電や断線の恐れがあるためケーブルを総取り替えしています。
が、比較的シンプルな機械ですがケーブルの本数が意外と多くて大変な作業になっています。


今回のオーバーホールで、併せて行いたいことがありました。
昔からこの機械は故障が多くてそのたびに自分で修理をしていたんですが、この機械の難点はその整備性の悪さ!

パーツが脆弱なくせして、いざ部品交換と鳴ると、いろんなパネルを外す必要があったり、関係ない構造物を分解しないと当該のパーツを交換できないってことはザラ。
そのため、パーツ交換の必要が迫ったときでも、すぐ取り替え出来るように制御ソレノイドなどを外付けに配置しなおし。配線やエアチューブも全てやり直します。
もうほとんど新規で機械を製作しているくらいの作業になっています。


こちらは左側チップソーの制御ソレノイド。

で、こちらは右側チップソーの制御ソレノイド。


制御盤は一旦下ろして、外鈑を新規制作、そして再度復元。

リミットスイッチのケーブルも新品に。


エアーシリンダのパイプの艶々の新品。
ただし、このエアシリンダも相当ヘタっているので、やがてには交換しないといけないでしょう。

今日は会社が休業日だったので、電話もかかってこず作業がはかどりました。
平日の作業は電話がかかったりいろんな用事が発生したりして中断がたびたび。日曜日も返上して一気に完成させたいと思います。

-社長日記

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